東北の防潮堤から考える「海岸法」!

〜環境女子☆のための環境法勉強会 第三回     イケメン議員とエコスタディ

海が見えない!高さ最大14.7m! この巨大防潮堤は本当に必要か? 東北の防潮堤から見える「海岸法」

この会は女子に限らずどなたでも参加できます。

 

 

 

 

 

 

宮城県気仙沼市本吉(もとよし)町野々下(ののした)海岸に建ったTP9.8mの防潮堤です。住居のある背後地の高さはTP14.2mですので、この防潮堤を建てる意味がありません。

 

※TPとは高さの基準値を示します。

写真提供:Think Seawall 防潮堤を考える会

コーディネーター 片山さつき 参議院議員・自民党環境部会長)

昨年12月、防潮堤をテーマとした自民党の環境部会で会長である片山さつき議員は「これだけの大きな事業をこれだけの短期間でやったのは初めて。みんな大変な中で一生懸命につくったが、結果、画一的になってしまった面がある。冷静にまちづくりを考えられるようになった今、考え直す時間を与えないのは酷。防潮堤計画をつくりなおしてもこのお金は高い国の負担率で使えることにする。この方針変更を、国、首長、行政で共有していく方向にみんなで舵を切っていく」と発言。

 

この部会が、巨大防潮堤の見直しにつながりました。

講師:清野聡子(九州大学工学部地球環境工学科 准教授)

社会活動として海岸・沿岸・河川の環境保全や再生、自然共生の地域社会づくり、水や生物多様性に関する地域〜国内〜国際を結ぶ研究活動の社会への伝達、恊働に取り組んできた清野氏は、海岸法をはじめとする海辺のあり方についても政策提言を行うなど、フィールドで、講演で、幅広い活動を行っています。

311以降、防潮堤についても、現在提示されている計画全体や、「緑の防潮堤」のあり方などについて改善点を指摘、精力的に活動されています。

 

※環境女子会☆が考えるイケメンとは……イケメンの「メン」は人間の「メン」。男女問わず、環境に関心を持っているイケている人!のことです。

 

今回のコーディネーターは自民党環境部会会長「片山さつき」参議院議員です。

 

東日本大震災で被害を受けた東北沿岸部。

歴史的に地震被害と津波被害を繰り返し受けていた三陸では、たとえば田老町では高さ10m、長さ2600mもの防潮堤を建設し、防災につとめていました。

 

しかし……311の津波でその防潮堤は全壊。田老町は大きな被害を受けました。

そんな状況の中、今、国は東北をはじめ全国の海辺に「海を見られない高さ」の防潮堤を作ろうとしています。

 

その根拠は「海岸法」。

 

3月の改正案で「緑の防潮堤を防災施設と位置づける」という一文が入りました。

緑の防潮堤と、巨大防潮堤の違いは?

 

そしてそもそも、これらの根拠となる「海岸法」とはどんな法律なのか?

片山議員と、海岸法の変遷を見てこられた清野聡子先生にお話を伺い、会場からも意見交換を行います。

 

日時:2014年5月12日(月)午後4時~6時(目途)

場所: 参議院議員会館 地下1階 B-108会議室

最寄駅:永田町・国会議事堂前

  15時45分から1階ロビーで入館証をお渡しします。

 

プログラム

 環境女子のめざすもの 有川美紀子(島ライター)

 現地視察から見える防潮堤問題と海岸法改正  片山さつき(参議院議員)

 海岸法改正について   国交省(担当部局)

 海岸法のあゆみ   清野聡子 九州大学准教授(海岸生態工学)

 討論・法改正に向けて ~お茶会風に~

 

 <環境女子会☆>とは

本連続講座の実行委員会。偶然集まった「あたらしい環境法」に興味をもつ女子が、立場やしがらみにとらわれにくい女子ならではの講座をコーディネイトしたり、飲み会を開いたり、これからの日本にふさわしい「あたらしい環境法」をつくるためのネットワークをつくっちゃおう!と立ちあげた会です。

 

主催 環境女子会☆

(お問い合わせ TEL 070-6642-9014 西島)